かつて医薬品として使われたほど栄養価の高い小豆を使った幼児の健康おやつ小豆味噌まんじゅう。
小豆の歴史はとても古く、世界最古中国の薬学書「神農本草経」にも登場し、日本でも医薬品として使われていたほど薬効がある健康食材です。
中でも煮小豆は、糖尿病の予防や改善に効果が期待できます。ただ、砂糖のたっぷりはいったあんこでは本末転倒なので、我が家では自家製みりんでほんのり甘味をたした小豆味噌でまんじゅうを作りました。
小豆味噌まんじゅうのページでは、小豆の効能や幼児のおやつに取り入れた理由、小豆味噌まんじゅうの作り方をご紹介します。
小豆の効能と幼児のおやつに取り入れた理由
運動量の多い幼児の栄養補給をサポート!自家製味噌&自家製みりんで作る幼児の健康おやつ小豆味噌まんじゅう。
小豆はタンパク質、ビタミンB群、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛、モリブデン、食物繊維などを含みます。
特にビタミンB群の中のビタミンB1,B2は、体内でデンプンを代謝するのに必要な栄養素。つまり糖質をエネルギーに変えるので、朝から晩まで運動量の多い娘のおやつの材料に適した健康食材です。
また、ビタミンB2は皮膚や粘膜の成長を促すので、肌のバリア機能の弱い子どもや、美肌を目指す大人の女性にも良い健康食材です。
去年娘と仕込んだ味噌がいい塩梅にできあがり、本当は3年熟成を目指していたのですが味噌好きの娘から早く食べたいとの要望もあり、旬をむかえた小豆と、これまたいい塩梅に糖化した自家製みりんで、小豆味噌まんじゅうを作ることにしました。
幼児の健康おやつ小豆味噌まんじゅうの作り方
甘さの中に味噌の深みを加えた小豆味噌まんじゅう。
◯小豆味噌まんじゅうの作り方と材料
皮: 全粒粉、重曹、水、塩を混ぜ合わせ30分〜1時間ねかせる。
餡: 小豆を炊き、味噌とみりんを加え、ぽってりするまで煮詰める。
皮の生地を等分し、餡を包む。グレープシードオイルをひいたフライパンで片面5分ずつ蒸し焼きする。
- 小豆
- 自家製味噌
- 自家製みりん
- 全粒粉
- 重曹
- 水
- 塩
- グレープシードオイル
小豆味噌まんじゅうの具、小豆味噌は保存の効くのでご飯のお供や野菜スティックとも相性抜群です。
最後に夫が子どもたちと外遊びしている間に撮った写真をいくつかご紹介します。この日のおやつは、もちろん小豆味噌まんじゅう!